2009年9月17日木曜日

見守り新鮮情報 第69号                平成21年9月16日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 金融庁の「お墨付き」と思わせ、未公開株を買わせる!
     ・平成21年6月
     ・関東地方
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ある会社の株式公開準備室と称するところから、未公開株の勧誘電話があり、パンフレットが送られてきたが放置していた。後日、金融庁から派遣されていると名乗る女性から「未公開株による詐欺を調査中」「被害にあわないように」と電話があり、会話の中で上場予定の企業の情報として、先日パンフレットが届いた会社を含めた数社が挙げられた。すでにその会社の勧誘があったことを伝えたら、「よかったですね。買えるものなら私も買いたい」と言われたため、すっかり信用して、その会社に300万円支払い、未公開株を購入してしまった。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆直接勧誘した業者とは別に、「金融庁」「消費者庁」「証券取引等監視委員会」「消費生活センター」等の公的機関を装い、「被害調査」「被害者にアドバイス」などと言って電話をかけ、消費者を安心させたうえで、契約をさせる手口が横行しています。

☆公的機関が、個々の消費者に、未公開株の上場の有無や時期などを電話してくることはありません。外部に委託して電話させることもありません。

☆「あなただけがもうかる」といったうまい話はありません。勧誘されてもきっぱり断りましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen69.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。関連情報は、「未公開株のトラブルが再び増加-「劇場型」「被害回復型」など新たな手口が次々登場-」

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090915_1.html

「騙されないで!消費者庁をかたった悪質商法」

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090915_2.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口

http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年9月9日水曜日

見守り新鮮情報 第68号

見守り新鮮情報 第68号                平成21年9月8日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 「高く買い取る」につられ、多数の美術品を購入
     ・平成21年8月
     ・中国地方
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絵や版画のダイレクトメールが届いたが、興味がなく開封しないでいた。その後、美術品の買い取り業者を名乗るところから電話があった。「オークションに出品する絵などを探している。何かないか」としつこかったので、ダイレクトメールのことを話すと、開封するよう勧められた。ある有名画家の版画が枚数限定で紹介されていたと話したら、「高く売れる。是非買って、私に売ってほしい」と言うので、ダイレクトメールを送ってきた業者に電話で購入を申し込み、約100万円を振り込んだ。後日、また買い取り業者から同様の電話があり、追加で版画等を10点購入し、結局合計で約900万円を振り込んでしまった。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆買い取り業者はダイレクトメールを送ってきた業者と共謀し、購入した美術品を「高値が付く」「高く買い取る」などと次々に持ちかけ、購入欲をあおっている可能性があります。

☆価値を判断できない素人が、利殖目的で美術品を購入するのは、危険です。誘われてもはっきり断りましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen68.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年9月2日水曜日

見守り新鮮情報 第67号

見守り新鮮情報 第67号                平成21年9月1日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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   地震に備え、家具の転倒防止を!
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地震による家庭でのけがの多くは、家具類の転倒・落下が原因です。突然襲ってくる地震に備え、「大地震では、家具は必ず倒れるもの」と考えて、日頃から転倒防止のために家具の固定を行いましょう。
家具の固定方法にはいろいろありますが、それぞれの家具に合った方法でなければ、効果は期待できません。主な家具の固定方法をご紹介します。

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<主な固定方法>

☆タンスの固定 上部に付けるポール式器具は、天井やタンスの硬い所を選んで、家具の奥(壁側)の方に取り付けます。また、下部の床の側もストッパーなどで固定し、上下に分かれている家具は連結しておきましょう。

☆本棚の固定壁の硬い所や下地材のある所を探して、金具やワイヤーなどで本棚を固定します。また、本の並ぶそれぞれの段ごとに、両端の硬い部分を探してヒモやベルト式器具などを取り付け、並んでいる本が前へ飛び出さないようにしておきましょう。

☆食器棚の固定 壁の硬い所や下地材のある所を探して、L字金具などを取り付け、食器棚を固定します。また、観音扉が開かないように留め金を付けたり、ガラス飛散防止フィルムを貼ったりして、食器が飛び出したり、ガラスが飛び散ることのないように工夫しましょう。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen67.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、内閣府の情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html