2009年11月6日金曜日

見守り新鮮情報 第71号

見守り新鮮情報 第71号               平成21年11月5日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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       古い消火器は危険!腐食による破裂事故あい次ぐ
         ・平成21年9月中旬
         ・九州地方
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古い消火器の破裂事故の報道を見て、自宅の納屋に十数年前から置いてあった消火器を廃棄しようとした。薬剤を放射して使い切ろうとしたが、レバーがさび付いていた。そこで、力を入れてレバーを引いたところ、底部分が破裂し、反動で跳ね上がった消火器が下あごを直撃した。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆この消火器は、底部分が激しく腐食していました。ラベルの文字が判読できず、製造時期も確認できませんでした。腐食がすすんだ消火器は危険です。

☆総務省消防庁によると、消火器本体の耐用年数は8~10年とのことです。放置した消火器に子どもが触って破裂し、重篤な状態になった事故の報告もあります。管理をしっかりしましょう。廃棄するときは、自分で処理せず、専門業者に依頼しましょう。

☆処理を依頼する専門業者に関する情報は、社団法人日本消火器工業会のホームページをご覧ください。

http://www.jfema.or.jp/jfeadd2.htm

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen71.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、消費者安全法の重大事故に係る公表および消防庁の情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年11月2日月曜日

地域包括支援センター職員研修(現任者研修会)終了

本会では、長崎県からの委託を受け、10月29日(木)から30日(金)の2日間、諫早市にある「ながさき看護センター」において平成21年度地域包括支援センター職員研修(現任者研修会)を開催しました。
長崎県内の地域包括支援センターに勤務する、社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師(看護師)40名の参加がありました。

1日目は、ソーシャルワーク~地域社会(生活圏域)の高齢者全体のニーズを捉えて支援する~と題して、長崎市滑石・横尾地域包括支援センター神村紀行所長から講義をいただき、その後、地域での取り組みや課題をグループで行い、自分の地域の課題について目標を明確にし、計画を立て、グループの意見を聞き、改善できたものは何かを整理する演習を行いました。

グループの記録は↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/g1.pdf


次に、地域包括支援センターの現状と課題~専門性の発揮とチームアプローチから~の講義・演習では、諫早市北部地域包括支援センター所長上川鈴子所長より高齢者の課題解決はチームアプローチが必要とされ、それぞれの専門性を活かした課題への関わり方のポイントについての講義をいただいた後、認知症の人が安全に安心して暮らせる地域のなっているのかという現状把握を行い、認知症の人の生活を支えるために必要なことは何か(課題)についてグループ討議しました。

グループの記録は↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/g2.pdf


2日目は、島原市地域包括支援センター辻敏子所長より、コーチングスキル活用した介護予防と題した講義・演習をいただきました。部下育成、人材育成スキルとして最近注目を集めている『コーチング』を介護予防マネジメントに活用していこうという視点での講義に受講者の関心が集まっていました。

最後は、長崎市西浦上・三川地域包括支援センターの福田一子所長から高齢者虐待をテーマに講義・演習を行いました。増加を続ける高齢者虐待に地域包括支援センターがどのように関わっていくのかについての解説を踏まえ、ロールプレイ演習、講師陣の寸劇などを交えたグループ演習を行いました。
グループの記録は↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/g4.pdf