2008年7月16日水曜日

E-SAS(イーサス)

E-SAS(イーサス)とは(社)日本理学療法士協会が、厚生労働省から平成17年度~19年度に「老人保健事業推進等補助金事業」の交付を受け、多くの会員の方のご協力得て開発したアセスメントセットです。 E-SASは介護予防事業「運動器の機能向上」の効果を、筋力やバランスといった運動機能のみによって評価するのではなく、参加者(高齢者)が活動的な地域生活の営みを獲得できたか、という視点から評価することをねらったアセスメントセットです。言い換えると、参加者(高齢者)が地域で活動的な生活を行っていくために必要とされる様々な要素を明確にするためのアセスメントセットです。  E-SASにおいて工夫している点は、「運動機能」に加えて「高齢者のイキイキとした地域生活づくり」を目指した心理社会的な概念および生活空間に着眼し、実践的ツールとして構成したところです。「イキイキとした地域生活」が障害の予防や重度化予防のための鍵であることを、参加者とその家族、介護予防に関わるすべてのスタッフにわかりやすく見せてくれます。

E-SAS(イーサス)~日本理学療法士学会

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