2009年12月26日土曜日

見守り新鮮情報 第73号

見守り新鮮情報 第73号                平成21年12月25日

◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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    お菓子を食べたらせっけんだった!
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事例1

デイサービスで通所してきた男性の唇が腫れてきたため、医師の診察を受けてもらった。ケアマネージャーが男性の自宅を確認すると、歯形がついた「和菓子そっくりなせっけん」があった。(当事者:90歳代 男性)

事例2

街頭で粗品として配っていた入浴剤を、母が粉末ジュースと思い溶かして飲んで具合を悪くし、救急車で運ばれ点滴を受けた。パッケージにはりんごの絵があり「りんご果汁配合」と大きく書かれていた。(当事者:70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆この他にも「キャンディと見誤るようなせっけん」「豆乳と大きく書かれたボディシャンプー」「お茶の新芽の写真の付いたパッケージの入浴剤」などで誤食・誤飲事故が起きています。

☆誤飲・誤食事故は、子どもに多い印象があるかもしれませんが、実際に多いのは高齢者です。「加齢とともに思い込みが激しくなる。食べ物だと思い込んだまま、気づかず食べてしまうことは十分ありうる」と高齢者医療の専門家は指摘しています。

☆このような事故は「もらいもの」で起きています。高齢者にこのような商品を贈る場合には、より一層の配慮が必要です。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen73.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年12月21日月曜日

ホームページ並びに広報誌ネットワークへの情報提供

全国地域包括・在宅介護支援センター協議会では、ホームページのリニューアルを行いました。
http://www.zaikaikyo.gr.jp/index.html

最新資料、研究大会資料、研修案内などを見ることができます。
ぜひご覧ください。

また、広報誌ネットワークへの情報提供募集がなされています。
詳しくは電話03-3581-6501まで

パブコメにご協力ください!

長崎県社会福祉協議会では、年間を通じて社会福祉従事者向けの研修会を企画実施しており、今年度も延べ約3,300名(見込み含む)の方にご参加いただいています。

現在、来年度の研修企画を進めているところではありますが、受講者のみなさま及び長崎県全体の社会福祉従事者のみなさまの様々なニーズに合った研修会を開催するため、パブリックコメントを実施し広くご意見をいただくこととしました。

「こんなテーマの研修を開催してほしい」「この研修テーマはあまり興味がない」など、率直にご要望をお寄せ下さい。 

皆様からいただいたご意見を参考に、より現場に役立ち、長崎県全体の社会福祉充実につながる研修会の実施を進めていきたいと思います。多くのご意見をお待ちしております。

http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/kensyu/pubcom.html

長崎県介護予防市町支援委員会の委員の公募

長崎県では、市町における介護予防関連事業(予防給付、地域支援事業における介護予防事業)の効果的な実施を支援するために設置する「長崎県介護予防市町支援委員会」の委員を公募しています。詳しくは、長崎県福祉保健部長寿社会課までお問い合わせください。電話095-895-2434

2009年12月18日金曜日

認知症講座 夢の架け橋

「認知症講座・夢の架け橋」は、5百万人といわれる認知症予備軍の方々、その家族の方々へ認知症の知識を広げてもらうために開催されます。介護経験のある橋幸夫さんとともに、楽しく、認知症の知識を広げていきます。
2010年1月19日(火)開場:17時30分、 開演18時

詳しくは↓
http://www.dlbf.jp/index.html


<レビー小体型認知症について>

認知症は、もの忘れのほか、時間や場所がわからなくなったり、だんだんと身の回りのことができなくなったりする病気です。
認知症の種類は、原因になる病気によって70種類くらいに分けられますが、そのなかで多いのが、①アルツハイマー型認知症、 ②レビー小体型認知症(DLB)、 ③脳血管性認知症です。それら3つを総称して、“三大認知症”とよばれています。

レビー小体型認知症(DLB)は、1976年、小阪憲司氏(横浜ほうゆう病院院長、当会顧問)が最初に発見した病気で、近年、世界中で注目を集めるようになった認知症です。わが国では、現在、約50万人の患者さんがいると推計されています。

レビー小体は、異常なたんぱく質が脳の神経細胞内にたまったもので、主に脳幹(のうかん)に現れるとパーキンソン病になり、さらに大脳皮質(だいのうひしつ)にまで広くおよぶと、レビー小体型認知症(DLB)になります。ただし、原因は今のところ十分にわかっていません。

レビー小体型認知症(DLB)には、特徴的にあらわれる症状があります。
初期には、もの忘れとともに、具体性のある幻視(げんし ネズミが動き回っている、子どもがベッドの上にいるなど)がみられます。それに伴って、妄想(もうそう)や異常な行動があらわれることもあります。
日や時間帯によって、頭がはっきりしている状態とボーッとしている状態が入れ替わり起こるのも特徴です。
手足や筋肉のこわばり、動きの鈍さ、小股歩行(こまたほこう)、無表情など、身体的症状をきたします。これらはパーキンソン症状といわれるものです。

レビー小体型認知症(DLB)は、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症などと誤診されたり、単なるパーキンソン病と診断されたりすることが少なくありません。
 そのため、適切な専門医を見つけ、早期に治療・対応をすることが何よりも大切です。

レビー小体型認知症(DLB)の治療方法はまだ見つかっていませんが、アリセプトとよばれる薬は、認知障害や異常行動に有効とされています。
また、パーキンソン症状に対しては、レボドパなどの抗パーキンソン病薬を用いるのが効果的です。

レビー小体型認知症(DLB)に特徴的にあらわれる幻視は、実際に存在しなくても、本人にとっては正に“現実”です。したがって、「錯覚です」「そんなものいませんよ!」などと否定するよりも、本人の言葉を受け入れて、安心させることを第一に考えて対処するのがよいでしょう。
また、パーキンソン症状によって転倒などを生じることがありますので、事故にならないように、すべりやすいものやつまずきやすいものをなくすなど、家の中の環境を整えることも必要です。

2009年12月2日水曜日

見守り新鮮情報 第72号

見守り新鮮情報 第72号                平成21年11月27日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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   買い物や散歩のお供 「歩行補助車」でケガ
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事例1
 10日前に購入した歩行補助車を使用中、段差のところで転倒し病院で治療を受けた。                        (80歳代 女性)

事例2
 歩行補助車を押して歩いていたところ、つまずいて転倒し、頭、右ひじ、腰部を打撲した。                     (80歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆歩行補助車(シルバーカー)は、高齢者の外出の際の歩行の補助や荷物の運搬、休憩などに利用され、様々なタイプのものが販売されています。

☆一方で、つまずいたりバランスを崩したりして転倒する事故が起きています。歩行補助車は、自立して歩ける人が対象で、歩行補助車に頼って体重を預けて移動するためのものではありません。自立歩行できない人の使用は避けましょう。

☆また、外見が似ていても「ショッピングカート」は、安定性や強度が歩行補助車とは異なります。歩行の補助として使うのは危険です。

☆使用の目的や体に合った商品を選ぶことが大切です。使用前にはキャスターやブレーキの確認をし、異常を感じた場合は購入先やメーカーに点検を依頼しましょう。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen72.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターが行った商品テストの結果をもとに編集・発行しています。
詳細は、「歩行補助車(シルバーカー)の安全性」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090514_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年11月6日金曜日

見守り新鮮情報 第71号

見守り新鮮情報 第71号               平成21年11月5日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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       古い消火器は危険!腐食による破裂事故あい次ぐ
         ・平成21年9月中旬
         ・九州地方
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古い消火器の破裂事故の報道を見て、自宅の納屋に十数年前から置いてあった消火器を廃棄しようとした。薬剤を放射して使い切ろうとしたが、レバーがさび付いていた。そこで、力を入れてレバーを引いたところ、底部分が破裂し、反動で跳ね上がった消火器が下あごを直撃した。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆この消火器は、底部分が激しく腐食していました。ラベルの文字が判読できず、製造時期も確認できませんでした。腐食がすすんだ消火器は危険です。

☆総務省消防庁によると、消火器本体の耐用年数は8~10年とのことです。放置した消火器に子どもが触って破裂し、重篤な状態になった事故の報告もあります。管理をしっかりしましょう。廃棄するときは、自分で処理せず、専門業者に依頼しましょう。

☆処理を依頼する専門業者に関する情報は、社団法人日本消火器工業会のホームページをご覧ください。

http://www.jfema.or.jp/jfeadd2.htm

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen71.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、消費者安全法の重大事故に係る公表および消防庁の情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年11月2日月曜日

地域包括支援センター職員研修(現任者研修会)終了

本会では、長崎県からの委託を受け、10月29日(木)から30日(金)の2日間、諫早市にある「ながさき看護センター」において平成21年度地域包括支援センター職員研修(現任者研修会)を開催しました。
長崎県内の地域包括支援センターに勤務する、社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師(看護師)40名の参加がありました。

1日目は、ソーシャルワーク~地域社会(生活圏域)の高齢者全体のニーズを捉えて支援する~と題して、長崎市滑石・横尾地域包括支援センター神村紀行所長から講義をいただき、その後、地域での取り組みや課題をグループで行い、自分の地域の課題について目標を明確にし、計画を立て、グループの意見を聞き、改善できたものは何かを整理する演習を行いました。

グループの記録は↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/g1.pdf


次に、地域包括支援センターの現状と課題~専門性の発揮とチームアプローチから~の講義・演習では、諫早市北部地域包括支援センター所長上川鈴子所長より高齢者の課題解決はチームアプローチが必要とされ、それぞれの専門性を活かした課題への関わり方のポイントについての講義をいただいた後、認知症の人が安全に安心して暮らせる地域のなっているのかという現状把握を行い、認知症の人の生活を支えるために必要なことは何か(課題)についてグループ討議しました。

グループの記録は↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/g2.pdf


2日目は、島原市地域包括支援センター辻敏子所長より、コーチングスキル活用した介護予防と題した講義・演習をいただきました。部下育成、人材育成スキルとして最近注目を集めている『コーチング』を介護予防マネジメントに活用していこうという視点での講義に受講者の関心が集まっていました。

最後は、長崎市西浦上・三川地域包括支援センターの福田一子所長から高齢者虐待をテーマに講義・演習を行いました。増加を続ける高齢者虐待に地域包括支援センターがどのように関わっていくのかについての解説を踏まえ、ロールプレイ演習、講師陣の寸劇などを交えたグループ演習を行いました。
グループの記録は↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/g4.pdf

2009年10月16日金曜日

介護職員処遇改善交付金:申請率48%どまり

介護職員処遇改善交付金:申請率48%どまり(毎日jp)

長妻昭厚生労働相は14日、申請率が約48%にとどまっていることを明らかにした。長妻氏は「交付金は継続する。100%の事業所が活用してほしい」と呼びかけた。
見守り新鮮情報 第70号               平成21年10月15日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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      暖房機器のリコール社告
   冬が来る前に暖房機器を点検しましょう(2)
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2008年11月以降、新聞広告欄に掲載された暖房機器に関するリコール社告です。
(2009年10月5日時点、国民生活センター調べ)

【暖房機器のリコール社告一覧】
【メーカー】パナソニック(株)(旧社名 松下電器産業(株))
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20081111_2.html
〔対象製品〕デスクヒーター 2003~2006年製 3機種
〔社告理由〕機器内部に配置されたヒーター線が異常過熱を起こし、発煙・発火に至るおそれがある。
〔対応〕無償交換
〔連絡先〕パナソニック(株) 電気暖房器具
「デスクヒーター」市場対策室     0120-875-665
〔掲載日〕2009年9月28日、2008年11月11日、2008年3月6日

【メーカー】(株)山善
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20081125_4.html
〔対象製品〕カーボンヒーター 2003年8~9月製 5機種
      ハロゲンヒーター 2003年10~11月製
〔社告理由〕カーボンヒーターは、首振り機構部品の不具合により、電線コードが断線し、発煙・発火に至るおそれがある。ハロゲンヒーターは、不良のガラス管が混入し、使用中に破損に至るおそれがある。
〔対応〕カーボンヒーターは、無償修理・交換。ハロゲンヒーターは、返金。
〔連絡先〕(株)山善「お客さまセンター」
      カーボンヒーター 0120-680-286
 ハロゲンヒーター 0120-219-700
〔掲載日〕2008年11月25日、2006年11月6日、2006年4月27日、2005年12月13日、2005年2月21日、2004年10月13日、2004年2月12日

【輸入/販売元】(株)シー・アイ・シー/(株)ヤマダ電機
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20081120_1.html
〔対象製品〕ハロゲンヒーター 2002~2006年輸入販売 4機種
〔社告理由〕電源等が誤作動する障害や、ハロゲン管が破裂するおそれがある。
〔対応〕製品を回収し返金
〔連絡先〕(株)シー・アイ・シー「ハロゲンヒーター自主回収専用ダイヤル」      0120-338-622
〔掲載日〕2008年11月20日、2007年11月1日、2007年1月31日、2007年1月22日、2006年11月15日

【メーカー】エレクトロラックス・ジャパン(株)
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20090224_1.html
〔対象製品〕遠赤外線ヒーター 2008年製〔社告理由〕切り忘れ防止機能が働いた後、3時間経過すると再度電源が入る現象や、通電の不具合が確認され、火災のおそれがある。
〔対応〕無償交換
〔連絡先〕エレクトロラックス・ジャパン(株)小物家電事業部 0120-978-906
〔掲載日〕2009年2月24日

【メーカー】ワタナベ工業(株)
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20081201_4.html
〔対象製品〕電気カーペット 2004年7~11月製 3機種
〔社告理由〕ヒーター線を固定する接着剤の不具合で、発煙・発火に至るおそれがある。
〔対応〕無償交換
〔連絡先〕ワタナベ工業(株)「電気ミニマットお客様センター」 0120-545-191
〔掲載日〕2008年12月1日、2007年1月22日

【輸入・販売元】長田通商(株)
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20090330_1.html
〔対象製品〕オイルヒーター 1990年以前輸入販売
〔社告理由〕経年使用等によるスイッチ・温度調節ダイヤル部分において、発煙・発火のおそれがある。
〔対応〕使用中止のお願い
〔連絡先〕長田通商(株)お客さま相談室 0120-642-188
〔掲載日〕2009年3月30日

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【ひとこと助言】

☆お手元の暖房機器をすぐにチェックし、該当する製品が見つかった場合、また疑問のある場合には、すぐにメーカーや販売店等(一覧表参照)に連絡しましょう。

☆製品の回収・交換・点検・無償修理等の情報は、新聞広告欄やメーカーなどのホームページでも告知されています。

☆国民生活センターのホームページでも「回収・無償修理等のお知らせ」コーナーでご覧いただけます。

☆2008年11月6日発行の「見守り新鮮情報45号」では、2008年10月以前の暖房器具のリコール社告を掲載しています。あわせてご覧ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen70.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの「回収・無償修理等のお知らせ」コーナーの社告をもとに編集・発行しています。
http://www.kokusen.go.jp/recall/recall.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

4月から9月までに新規に要介護認定申請を行った皆様へ

4月から9月までに新規に要介護認定申請を行った皆様へ(厚生労働省)

                       厚生労働省老健局老人保健課

本年4月からの要介護認定方法の見直しの影響について「要介護認定の見直しに係る検証・検討会」において検証を行ったところ、認定のばらつきは是正されているものの、軽度者等の割合が増加していることが明らかになったことから、本年10月1日より、新たに要介護認定方法を見直したところです。
4月から9月までに新規に要介護認定申請を行い、「非該当」とされた方は、実情と一致していないと思われる場合には、再申請を行うことができます。また、認定された要介護度が実情と一致していないと思われる場合には、区分変更申請を行うことができます。上記に該当すると思われる場合は、下記のファイルをご参照の上、必要があれば、お住まいの市町村の介護認定担当窓口までお問い合わせください。

2009年9月17日木曜日

見守り新鮮情報 第69号                平成21年9月16日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 金融庁の「お墨付き」と思わせ、未公開株を買わせる!
     ・平成21年6月
     ・関東地方
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ある会社の株式公開準備室と称するところから、未公開株の勧誘電話があり、パンフレットが送られてきたが放置していた。後日、金融庁から派遣されていると名乗る女性から「未公開株による詐欺を調査中」「被害にあわないように」と電話があり、会話の中で上場予定の企業の情報として、先日パンフレットが届いた会社を含めた数社が挙げられた。すでにその会社の勧誘があったことを伝えたら、「よかったですね。買えるものなら私も買いたい」と言われたため、すっかり信用して、その会社に300万円支払い、未公開株を購入してしまった。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆直接勧誘した業者とは別に、「金融庁」「消費者庁」「証券取引等監視委員会」「消費生活センター」等の公的機関を装い、「被害調査」「被害者にアドバイス」などと言って電話をかけ、消費者を安心させたうえで、契約をさせる手口が横行しています。

☆公的機関が、個々の消費者に、未公開株の上場の有無や時期などを電話してくることはありません。外部に委託して電話させることもありません。

☆「あなただけがもうかる」といったうまい話はありません。勧誘されてもきっぱり断りましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen69.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。関連情報は、「未公開株のトラブルが再び増加-「劇場型」「被害回復型」など新たな手口が次々登場-」

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090915_1.html

「騙されないで!消費者庁をかたった悪質商法」

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090915_2.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口

http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年9月9日水曜日

見守り新鮮情報 第68号

見守り新鮮情報 第68号                平成21年9月8日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 「高く買い取る」につられ、多数の美術品を購入
     ・平成21年8月
     ・中国地方
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絵や版画のダイレクトメールが届いたが、興味がなく開封しないでいた。その後、美術品の買い取り業者を名乗るところから電話があった。「オークションに出品する絵などを探している。何かないか」としつこかったので、ダイレクトメールのことを話すと、開封するよう勧められた。ある有名画家の版画が枚数限定で紹介されていたと話したら、「高く売れる。是非買って、私に売ってほしい」と言うので、ダイレクトメールを送ってきた業者に電話で購入を申し込み、約100万円を振り込んだ。後日、また買い取り業者から同様の電話があり、追加で版画等を10点購入し、結局合計で約900万円を振り込んでしまった。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆買い取り業者はダイレクトメールを送ってきた業者と共謀し、購入した美術品を「高値が付く」「高く買い取る」などと次々に持ちかけ、購入欲をあおっている可能性があります。

☆価値を判断できない素人が、利殖目的で美術品を購入するのは、危険です。誘われてもはっきり断りましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen68.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年9月2日水曜日

見守り新鮮情報 第67号

見守り新鮮情報 第67号                平成21年9月1日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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   地震に備え、家具の転倒防止を!
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地震による家庭でのけがの多くは、家具類の転倒・落下が原因です。突然襲ってくる地震に備え、「大地震では、家具は必ず倒れるもの」と考えて、日頃から転倒防止のために家具の固定を行いましょう。
家具の固定方法にはいろいろありますが、それぞれの家具に合った方法でなければ、効果は期待できません。主な家具の固定方法をご紹介します。

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<主な固定方法>

☆タンスの固定 上部に付けるポール式器具は、天井やタンスの硬い所を選んで、家具の奥(壁側)の方に取り付けます。また、下部の床の側もストッパーなどで固定し、上下に分かれている家具は連結しておきましょう。

☆本棚の固定壁の硬い所や下地材のある所を探して、金具やワイヤーなどで本棚を固定します。また、本の並ぶそれぞれの段ごとに、両端の硬い部分を探してヒモやベルト式器具などを取り付け、並んでいる本が前へ飛び出さないようにしておきましょう。

☆食器棚の固定 壁の硬い所や下地材のある所を探して、L字金具などを取り付け、食器棚を固定します。また、観音扉が開かないように留め金を付けたり、ガラス飛散防止フィルムを貼ったりして、食器が飛び出したり、ガラスが飛び散ることのないように工夫しましょう。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen67.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、内閣府の情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年8月26日水曜日

介護保険最新情報Vol111

「認定調査員テキスト2009改訂版」、「介護認定審査会委員テキスト2009改訂版」の送付及び動画教材「改訂版テキストにおける調査のポイント解説」の配信が始まります!

http://www.pref.miyagi.jp/kaigo/information.htm
(リンクは宮崎県サイト)

2009年8月25日火曜日

見守り新鮮情報 第66号

見守り新鮮情報 第66号                平成21年8月25日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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強引な床下点検。「水漏れ」と言って、高額の現金を請求
        ・平成21年6月
        ・関東地方
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突然、中年男性2人が「床下換気扇の点検をします」と訪ねてきた。「もう取り外した」と言ったのだが、1人が畳を上げて床下に潜った。点検から戻ってきた男が「換気扇はなかったが、台所と風呂あたりで水漏れしている。修理には8万円かかる。支払いは現金で」と言う。もう1人も「ここが漏れている」と風呂の蛇口付近を指差した。自分は床下に入れず、状況は分からなかったが、1人暮らしなので、怖くて言われるままに支払った。後日、知人に言われて、領収証に書かれていた連絡先に電話したが、つながらなかった。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆床下に自分で入り、その状態や点検後の施工状況を確認することは難しいので、その状態を口実にした悪質な訪問販売が行われることがあります。見守り新鮮情報62号でも、「床下換気扇の部品代」と称して、手持ちの現金をだまし取られたケースを紹介しています。

☆突然訪れた業者に不具合等を指摘されても、その場で契約することはやめましょう。また、支払いを急がせる業者には気をつけましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen66.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

高齢者シンポジュウム

9月5日(土)13時30分~16時30分、長崎市茂里町にある長崎県総合福祉センターで、『高齢者問題に関するシンポジウム』が開催されます。 長崎県弁護士会と九州弁護士会連合会主催。入場無料。

テーマは、高齢者虐待問題に対する対応の現状と今後の課題。

平成18年4月に施行された「高齢者虐待防止法」により、高齢者虐待対応の責務が、国と地方公共団体に課され、虐待対応の専門職員の配置などが求められることになりましたが、各地域の取り組みに温度差があり、虐待対応の知識の習得やノウハウの蓄積が進みにくい現状も見受けられるようです。

今後の具体的な権利擁護活動として何をすべきかを考え、福祉関係者・団体相互の連携協力関係の構築や知識の共有をめざすとのこと。


詳しくはWZBで!!
長崎県弁護士会HPの「行事のお知らせ」をご覧ください。
http://www.nben.or.jp/

2009年8月10日月曜日

見守り新鮮情報 第65号

見守り新鮮情報 第65号                平成21年8月7日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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    「福祉」「障がい者」で出資金を要求!
       ・平成21年5月
       ・九州・沖縄地方
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障がい者の福祉関連事業を行うという事業所に就職した。事業所の会長から「福祉作業所建設の候補地」に案内され、「ここで働き続けるためには、出資金180万円が必要」と言われた。不安に思ったが、毎月必ず返済するという話で、せっかく就職した会社を辞めたくないとの気持ちや、障がい者の雇用機会が少しでも増えればという思いもあり、100万円を渡した。しかし、まだ出資額に足りないからと、その後も会社用のパソコンや社用車などの購入を迫られた。断ると、会長から大声で、「消費者金融でお金を借りて来い」と脅された。

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<ひとこと助言>

☆福祉に貢献するという、うたい文句で求人募集し、就職した人に次々と高額な金銭を求める手口です。

☆仕事をするにあたって、名目は何であれ、金銭を要求する事業者には注意が必要です。

☆不審に思ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen65.html

※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年7月29日水曜日

介護保険最新情報Vol106

要介護認定の見直しに係る検証・検討会における検討結果について(リンク先は宮城県サイト)

2009年7月24日金曜日

見守り新鮮情報 第64号

見守り新鮮情報 第64号                平成21年7月23日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 念を押したのに元本割れ…個人年金保険の銀行窓口販売
      ・平成20年12月
      ・九州・沖縄地方
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夫が亡くなり銀行へ手続きに行くと、よく分からない金融商品を勧められた。その後たびたび銀行から電話があり、断りきれずに行くと「今が一番よい時期。これから金利は上がっていく一方」と勧められた。「満期には必ず元金が戻るものにしたい」と何度も念を押すと、「大丈夫、元本は必ず戻ってきます」と行員は応じた。「確認票」などをどんどん読まれても、言葉の意味や内容はまったく分からなかったが、行員の指示に従って書類にチェックをして、500万円を支払った。2ヵ月後、その行員から「今なら元本は400万円戻る」と電話があり、一方的に解約か別の年金保険への移行を迫られた。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆相談窓口に来るまで、85歳から10年間受け取る変額個人年金保険を契約したと、本人は認識していませんでした。2ヵ月後、元本が80%を割ったため、一方的に「解約」か「保証金額付確定年金への変更」を求められたものです。

☆個人年金保険は、契約場所は銀行でも契約先は保険会社です。

☆この事例以外にも「たまたま銀行を訪れた際に、不意打ち的に勧誘する」「断っているのに執拗に勧誘する」「保険契約と認識させていない」「元本保証と誤解させて契約させる」「クーリング・オフを妨害する」など、トラブル が急増しています。

☆相手の説明だけで判断せず、国民生活センターのホームページで公開している確認ポイントの表を使って確認しましょう。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/shinsen64_1.pdf

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen64.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの情報をもとに、都道府県等の消費者行政担当部署等の協力を得て、編集・発行しています。
関連情報は、「個人年金保険の銀行窓口販売に関するトラブル‐高齢者を中心に相談が倍増‐」
http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20090722_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年7月14日火曜日

見守り新鮮情報 第63号

見守り新鮮情報 第63号                平成21年7月13日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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   「買い取りのサクラ」で投資欲をあおる転換社債!
       ・平成21年6月
       ・関東地方
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発展途上国の鉱物などの採掘や輸出入をしているというA社から、「わが社の転換社債を買わないか」「高利回りの配当を約束する」「将来は株式公開する」としつこく電話があった。放置していたが、最近、別のB社から、「A社の転換社債を高額で買い取る」と何度も電話があったため、「欲しがる業者がいるということはもうかる」と思い、一口10万円の転換社債を総額500万円分購入した。(80歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆社債とは、企業等が資金を調達する方法です。このケースでは、社債発行会社のA社は株式を上場しておらず、会社の信用性は不明です。また、B社はA社と共謀し、高く買い取ると持ちかけて投資欲をあおっている可能性があります。

☆「絶対もうかる」「絶対損はしない」「高利回り」などのセールストークがあった場合、それらは信用できません。多くの人から資金を集め、最初のうちだけ配当を支払い、結局は破綻した業者は過去にたくさんあります。

☆信用性の確認できない会社の「社債」「転換社債」「未公開株」などは、「ほぼ全損」になる危険性があります。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen63.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年7月10日金曜日

消費生活支援講座 講師派遣!

長崎県消費生活支援センター(長崎市大黒町)では、複雑多様化する消費生活環境のなかで、消費者意識を高め自立する消費者としての意識づくりを図るため、各種講座に講師を派遣する活動をされておられます。

講座一例 【高齢者見守り講座】
テーマ:高齢者を狙う悪徳商法の実態と対策法
対象:在宅福祉に従事する方等(地域包括支援センター等支援者が主催する講座)

<お問い合わせ先>
長崎県消費生活センター 電話095-820-8065
〒850-0057 長崎市大黒町3-1交通産業ビル4階

2009年7月6日月曜日

見守り新鮮情報 第62号

見守り新鮮情報 第62号                平成21年6月26日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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「床下換気扇部品代の前払い」と手持ちの現金をだまし取られた
       ・平成21年5月
         ・中国地方
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数年前に訪問販売で床下換気扇の契約をした。「工事をした業者は倒産しているが、そこに部品を卸していた」という業者が来訪、無料点検を勧められた。点検後、「部品を交換しなければ火事になる」「部品代をすぐ前払いしてほしい」と言われ、おかしいと思ったが、居直られたらこわいので、請求された5万円のうち手持ちの2万円を支払った。一人暮らしなので、工事の予定日に近所の人と一緒に待っていたが、業者は現れなかった。領収証に書いてあった連絡先へ電話したが通じず、クーリング・オフのはがきも宛先不明で戻ってきた。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆過去の契約の名簿を手に入れた、あるいは、床下換気扇が取り付けられているのを見た業者が「無料点検」を口実に訪問。工事の部品代という名目で手持ちの現金をだまし取ることを目的とした手口と思われます。

☆「火事になる」など不安をあおる業者の言葉をそのまま信じて、その場で契約や支払いをしないようにしましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen62.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

2009年7月3日金曜日

全国地域リハビリテーション研究会 研修大会IN長崎2009

8月29日(土)と30日(日)の2日間、佐世保市において、全国地域リハビリテーション研究会 研修大会IN長崎が開催されます。詳細は↓でご確認ください。

http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/syubetu/kensyu/pdf/img-703123133.pdf?PHPSESSID=007d491ed5251e41a25fd0df3774ef06

地域包括支援センター職員研修 初任者研修会

地域包括支援センター職員研修初任者研修会を7月22日(水)・23日(木)の両日、長崎市で開催いたします。
詳細は、開催要領をご覧ください。

開催要領(PDF)↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/syubetu/kensyu/pdf/img-623142713.pdf?PHPSESSID=87c934fea8219d82401256c3a0a8fc42

2009年6月18日木曜日

見守り新鮮情報 第61号

見守り新鮮情報 第61号                平成21年6月17日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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ご成婚50周年のお祝い、と天皇皇后両陛下の写真が送られてきた!
        ・平成21年3月
        ・北海道・東北地方
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4日前、申し込んでいない天皇皇后両陛下の写真が入った額が80歳代の父宛に届いた。同封されていた振込用紙には、「金婚式のお祝いの記念です」「今回だけはご賛同くださいませ」と書かれている。事前に電話勧誘があったかどうかを父にたずねたが、記憶があいまいで、事実はわからない。高額でもあり代金の支払いには応じたくない。

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<ひとこと助言>

☆天皇皇后両陛下のご成婚50周年に便乗した商法と思われます。「お祝いの記念」「ご賛同ください」といった、ご成婚記念のお祝いを目的としたものと勘違いさせるような文言が使われていますが、業者と皇室とは全くかかわりがありません。

☆注文していない商品を一方的に送りつけられたのであれば、届いた日から14日間保管すれば、自由に取り扱うことができます。代金を支払ったり、自分から商品を返送したりする必要はありません。

☆仮に、事前に電話があり購入を承諾した場合でも、契約書面受領後8日以内であれば、クーリング・オフで契約の無条件解除ができます。

☆同様の手口にあった場合は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen61.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年6月15日月曜日

『認知症対策等総合支援事業の実施について』の一部改正

認知症ケア多職種共同研修・研究事業の実施要綱が6月2日に示されました。

http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/210615.pdf

平成21年度新規事業です。生活・介護支援サポーター養成支援事業

生活・介護支援サポーター養成支援事業の実施要綱が発出されました。
各地域での積極的な実施に期待が寄せられています。

実施要綱はコチラ↓
http://www3.shakyo.or.jp/cdvc/data/files/DD_969833492111.pdf

2009年5月29日金曜日

全国介護保険担当課長会議資料(平成21年5月28日開催)

全国介護保険担当課長会議資料(平成21年5月28日開催)(厚生労働省)

見守り新鮮情報 第60号

見守り新鮮情報 第60号                平成21年5月28日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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  「新型インフルエンザの薬あります」と突然の電話
       ・平成21年5月
       ・北海道
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午後9時ごろ、若い男性の声で、自分を名指しして新型インフルエンザの薬の購入を勧める電話があった。「インターネットで人気の、豚インフルエンザの薬を販売しています。100錠で8,000円です」などと言われたが、そんな薬はないと思ったので断った。

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<ひとこと助言>

☆インフルエンザの治療薬は、医師の処方に基づき服用すべきものです。悪質業者の言葉を信じてその商品を服用することは危険が伴います。また、もし新型インフルエンザに感染していた場合、早期に適切な治療を受ける機会を失い、重篤になる危険性があります。

☆新型インフルエンザへの不安に便乗して、「予防する」「治る」などとうたって、効能や効果が確認されていない健康食品や治療器具、衛生用品等を販売する商法が出てくるおそれがあります。

☆商品購入等のトラブルにあったら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen60.html

※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、警察庁からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年5月28日木曜日

見守り新鮮情報 第59号

見守り新鮮情報 第59号                平成21年5月27日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇

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  細工して通話不能に!電話機の悪質な訪問販売
        ・平成21年3月
        ・関東地方
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「NTTの者だが、こちらから電話をしても通じないので確認に来た」と言って、作業着姿の男が訪問。「さっきまで通話できていたのに」と不審に思いながら、試しに電話をかけてみたらかからなかった。「電話機が故障しているので交換する」と言われ、その場で47,000円を支払い電話機を購入した。契約書は渡されず、領収書には社名や連絡先が書かれていないのでクーリング・オフの手続きができない。

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<ひとこと助言>

☆屋外設置の保安器内部に細工をして、通話不能状態にした上で、NTTを装い「電話が通じない」「電話機が故障している」などと訪問し、不必要な電話機の購入を迫る手口です。

☆点検などと称して突然訪問を受け、費用を求められたり、電話機の交換を勧められたりした場合は、その場で契約や支払いはせず、契約している電話会社に確認しましょう。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen59.html

※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等の協力を得て、編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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2009年5月19日火曜日

見守り新鮮情報 第58号

見守り新鮮情報 第58号                平成21年5月14日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 「購入しないと不幸になる」と脅され、高額な掛軸を契約
      ・平成20年度以降増加
      ・全国で
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数日前、40万円近い掛軸を勧める電話があった。「いらない」と断ったが、「購入しないとあなたが不幸になる」と言ってさらに勧められた。しまいには、「購入を断ると死ぬ」と脅され不安になり、承諾してしまった。掛軸はまだ届いていないが、申込書と契約書が送られてきた。目が不自由で内容がわからず、家族には知られたくなかったので、知人に相談した。

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<ひとこと助言>

☆掛軸に関する相談は80歳代以上に多く、増加傾向にあります。主な勧誘方法は電話勧誘販売で、長時間の執拗な勧誘や、断っても契約書を送りつけてくる例などがみられます。

☆「断ると罰が当たる」などと脅すケースのほかに、「有名な寺院の高僧の直筆」といった虚偽説明、「大勢の中からあなたが選ばれた」、「購入すると 死後幸せになる」などの誘い文句もあります。

☆必要ない場合は、きっぱり断りましょう。また、家族や近所など周囲の人も、日頃から気をつけて身近な高齢者を見守ることが必要です。

☆困った時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen58.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの情報をもとに、都道府県等の消費者行政担当部署等の協力を得て、編集・発行しています。関連情報は、「高齢者が狙われている!「掛軸」の電話勧誘にご注意!」http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090514_3.html
●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年5月2日土曜日

介護予防マニュアル(改訂版)について

介護予防マニュアル(改訂版)について(厚生労働省)

2009年5月1日金曜日

2009年4月30日木曜日

新型インフルエンザ「事業者・職場で出来る対策」

新型インフルエンザ「事業者・職場で出来る対策」(厚生労働省)

事業所・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン
(1~28ページ(PDF:497KB)、 29~38ページ(PDF:271KB)、全体版(PDF:935KB))

高齢者介護施設における新型インフルエンザ対策等の手引き(PDF:550KB)

水道事業者等における新型インフルエンザ対策ガイドライン

(紹介先:厚生労働省健康局水道課)

見守り新鮮情報 第57号

見守り新鮮情報 第57号                平成21年4月27日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 テレビショッピングは、印象だけで購入を決めない!
      ・平成20年11月
      ・関東地方
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テレビショッピングで有名タレントや愛用者が「ふわふわと雲の上に寝ているみたい」「5分くらいで温かくなる」「消臭効果もある」と、敷パッドについて体験談を語っていたため購入した。実際の敷パッドは、硬い感触で温まるような効果は感じられなかった。また、真実味のある体験を語っていたのは、販売元の社長だということがわかった。体験談が自社製品の宣伝とわかっていれば、信用しなかったかもしれない。

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<ひとこと助言>

☆各地の消費生活センターに寄せられるテレビショッピングに関する相談が最近増加しています。とくに多いのは中高年の女性からの相談です。

☆映像や音声での臨場感あふれる商品紹介で、買う気にさせる演出が見られる一方、重要な事項は表示時間が短く、わかりにくいことがあります。

☆この事例では、販売元の社長が愛用者として体験を語っている上、「公的機関提供」として効果の説明に使われた映像が、実は公的機関の設備を利用し て撮影されただけのものでした。

☆番組からの印象だけで購入を決めず、商品の使い方や使用上の制限、返品の制度があるかどうか、業者の連絡先などについても確認しましょう。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen57.html

※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの情報をもとに、都道府県等の消費者行政担当部署等の協力を得て、編集・発行しています。関連情報は、「テレビショッピングに関するトラブルが増加」http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20081217_1.html

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2009年4月22日水曜日

平成21年度のケアマネ試験

平成21年度のケアマネ試験の日程が決まりました。
今年は、10月25日(日)の開催です。
皆さん頑張ってくださいね♪

詳しい情報は、長崎県社会福祉協議会のホームページにケアマネ試験の専用ページがありますのでそちらでご覧ください。
↓↓↓↓↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/cmexam/index.html

司法書士業務のためのメンタルヘルスハンドブック

日本司法書士会連合会では、多重債務問題と自殺対策は相互に密接な関係があると捉え、自殺対策に取り組まれています。
このほど、国立精神・神経センター精神保健研究所 自殺予防総合対策センターの協力を得てガイドブックを作成されました。

司法書士でなくても相談に携わる方にも活用できる内容となっています。
ご参考まで。

ガイドブックは後日掲載予定です。
http://www.shiho-shoshi.or.jp/

2009年4月15日水曜日

~こころと体の調和~日本ストレスマネジメント学会 第8回大会

日本ストレスマネジメント学会が長崎で開催されます。
詳しくは↓↓↓↓↓
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/20090415.pdf

会 期:平成21年7月25日(土)~26日(日)
会 場:長崎大学(文教キャンパス) 中部(なかべ)講堂・教育学部 :長崎市文教町1-14
主 催:日本ストレスマネジメント学会第8回長崎大会実行委員会
共 催:長崎大学心の教育総合支援センター
内 容:大会テーマ「こころと体の調和」
対 象:教育・福祉・医療・産業・司法領域での実践者・研究者・教員、関係領域を学ぶ学生
後 援:長崎県・長崎県教育委員会・長崎市・長崎市教育委員会・長崎純心大学・活水女子大学
長崎国際大学・長崎産業保健推進センター・長崎県社会福祉士会・長崎県社会福祉協議会
長崎県臨床心理士会・日本臨床心理士会九州・沖縄地区会(予定を含む)

2009年4月11日土曜日

見守り新鮮情報 第56号

見守り新鮮情報 第56号                平成21年4月10日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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インターネットバンキングを利用した、新手の振り込め詐欺にご用心!
           ・平成20年以降、断続的に発生
           ・関東・関西・中国地方で
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「以前リフォーム工事をした際に保証契約を結んでいたが、利用されなかったので返金します」と保証業者を名乗る業者から電話があった。保証契約に心当たりはなく、少しおかしいと思ったが、返金手続きのための書類が届いたので、業者の指示通り、銀行に送った。銀行から「本人確認のため、来店するように」と連絡が入り、出かけると「この手続き内容は、送金専用で入金用ではない」と言われた。

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<ひとこと助言>

☆リフォーム工事をしたことを何かで知った業者が、返金を名目にあらかじめ暗証番号を記入したインターネットバンキング申込書を送り、その暗証番号を使って、逆に預金をだまし取る手口と思われます。このケースでは、銀行員から送金専用であることを指摘されたおかげで、振り込む前に気づくことができました。

☆インターネットバンキングとは、金融機関の店舗に直接出向かなくても、インターネットを使って、残高照会や振込、振替等が利用できるサービスです。

☆よくわからないまま手続きをするのは危険です。不審に思ったら、金融機関で詳しい説明を受けましょう。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen56.html
※文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

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2009年4月3日金曜日

見守り新鮮情報 第55号

見守り新鮮情報 第55号                平成21年3月27日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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   総務省をかたって不必要な地デジ用部品代を請求
          ・平成21年2・3月
          ・九州・沖縄地方で
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「総務省推進事務局」と書かれた名刺を持った男が、一人暮らしの認知症の姉の自宅へ訪問し、「地上デジタル放送を見られるようにする」とテレビを点検した。姉はプラグ交換が必要と言われ、訳がわからないまま約3万円を支払ったようだ。地上デジタルテレビ放送が視聴できる状況になっていたため、必要のないものだった。

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<ひとこと助言>

☆2011年から地上アナログテレビ放送が地上デジタルテレビ放送(地デジ)に完全移行することに便乗し、総務省をかたり信用させて、工事を契約させる商法です。

☆総務省の関係者が訪問して、地デジを見るのに必要な器具を点検したり、物を売ったりすることはありません。

☆地デジに関してわからないことがあるときは、総務省「地デジコールセンター」TEL:0570-07-0101または03-4334-1111や、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen55.html
※文面はメールマガジンと同じものです。
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地上デジタルテレビ放送関連の事例は第29号、第33号でも紹介しています。

第29号 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen29.html
第33号 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen33.html
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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2009年3月25日水曜日

介護保険最新情報Vol.70

介護保険最新情報Vol.70「本年4月からの要介護認定方法の見直しについて」
その1 その2 その3 その4 その5

2009年3月24日火曜日

2009年3月19日木曜日

要介護認定新基準関連

適切な買い物できない高齢者、「一部介助」と判断(讀賣新聞)

介護保険最新情報Vol.66「要介護認定の見直しについて」

介護保険最新情報Vol.67「要介護認定に関する報道について」

第6回 社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門委員会資料

第6回 社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門委員会資料(厚生労働省)

[議事]
1  事例報告
2  国際生活機能分類の変更すべき用語について
3  その他
〔配布資料〕
資料1-1
事例報告(安西信雄 専門委員)
資料1-2
事例報告(木村隆次 専門委員)
資料1-3
事例報告(佐藤修一 専門委員)
資料1-4
事例報告(佐藤久夫 専門委員)
資料2
国際生活機能分類の変更すべき用語について
資料3
共通言語としてのICFの教育・普及を目的とした会議の開催について(案)

2009年3月18日水曜日

見守り新鮮情報 第54号

見守り新鮮情報 第54号                平成21年3月17日

◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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市役所職員を名乗り、「定額給付金の給付手続き」とATMへ誘導
         ・平成20年12月
         ・北陸地方で
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市役所市民課の職員と名乗り、「定額給付金の手続きハガキを送ったが、まだ手続きが終わっていない」という電話があった。銀行のATMで受け取れるよう、手続きをするので通帳とキャッシュカード、携帯電話を持ってショッピングセンターのATMへ行き、そこで指定のフリーダイヤルへ電話をかけるように言われた。ATMに着いたとき、相手の連絡先のメモを忘れたため、市役所へ電話したところ、振り込め詐欺の手口と気づき、お金は振り込まずに済んだ。

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<ひとこと助言>

☆定額給付金の給付手続きが開始されていますが、振り込め詐欺の典型的な手口として、給付手続きをATMで行うなどと嘘を言って電話で誘導し、消費者にATMの操作をさせ、金銭を振り込ませることがあります。

☆総務省や市区町村が定額給付金の給付にあたり、ATMの操作を指示することはありません。また手数料などの金銭を要求することもありません。

☆このほか、定額給付金給付の手続きに必要と偽って、口座番号等を聞き出すような手口もあります。

☆不審に感じることがあれば、最寄りの警察署やお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen54.html

見守り新鮮情報 第53号

見守り新鮮情報 第53号                平成21年3月13日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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    施設の入所者が短歌の新聞掲載を次々に契約
          ・平成20年12月
          ・四国地方で
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身体障害者施設の入所者が「趣味の短歌を新聞等に掲載しないか」と電話で勧誘を受け、これまでに何回も契約し、40万円ほど払っている。現在も業者2社から掲載料の請求があり、1社は大手新聞への掲載ではあるが、遠く離れた他県の地方版で費用は8万円。もう1社は、チラシへ他の人の短歌と一緒に掲載し、大手新聞4紙の折り込み広告として配るという契約。この費用は1回10万円で6回分となっているが、本人は1回10万円分だけの契約だと思っていたという。

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<ひとこと助言>

☆自分の趣味を発表する機会を得ることは、うれしいものです。その心理につけ込んで何度も契約を迫るという手口もあります。

☆掲載方法や契約に疑問を持ったら放置せず、早めに業者に確認しましょう。周囲の方々も頻繁に電話がかかっていないかなど、注意が必要です。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen53.html

2009年3月4日水曜日

見守り新鮮情報 第52号

見守り新鮮情報 第52号                平成21年2月26日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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     無断で磁気活水器を取り付け、契約を迫る
           ・関西地方で
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突然業者が訪れ「水道の鍵を付けたから見て!これを付けたら、何かあった時にも水道工事代金が無料になる」と言われた。業者と一緒にメーターボックスを見ると、水道管に器具が取り付けられ、そこに南京錠がかかっていた。「了解も得ずに付けたのだから、いらない」と断ったが、「もう付けたのだから、やめられない」と聞き入れられず、やむなく契約した。契約書を見てその器具が「磁気活水器」で約20万円のものとわかった。

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<ひとこと助言>

☆無断で水道管に磁気活水器を取り付けたうえ、はずせないよう鍵まで付けて、契約を迫る悪質な手口です。また、水質の不安をあおったり、水道局の関係者と思わせて勧誘する例もあります。

☆磁気活水器を付けても水道工事代金が無料になることはありません。

☆取り付けてしまっても、いらないものははっきりと断りましょう。訪問販売で契約した場合、8日以内であればクーリング・オフできます。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen52.html

2009年2月12日木曜日

第7回若年認知症研究会

4月4日(土曜日)に福岡にて開催されます。
若年認知症研究会、ヤンセンファーマ株式会社共催
詳細は↓にてご覧ください。
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/210212.pdf

2009年2月5日木曜日

2009年2月4日水曜日

見守り新鮮情報 第51号

見守り新鮮情報 第51号                 平成21年2月3日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇

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   「年金のように、毎月、配当が受け取れる」と勧誘
          ・平成20年9月相談受付
          ・九州・沖縄地方で
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知人から「約15,000円分の健康食品を毎月購入し続けると、3ヵ月後からひと月約4,000円の配当が年金のように受け取れる。長く続けるほど配当は高額になり、2年後にはひと月約25万円になる」と勧められ、2口契約した。さらに「人を紹介すればボーナスをもらえる」ともいわれた。それから9ヵ月経つが、初回分の配当しか振り込まれない。

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<ひとこと助言>

☆高齢者の健康や生活の先行き不安に付け込み、商品を買い続けるほど配当が 増えていくと勧誘する手口です。「年金のように、毎月、配当を受け取れる。また、人を紹介すればボーナスがもらえる」という、うたい文句で持ちかけます。

☆安易にもうかる話はありません。親しい人からの誘いであっても、その場で 契約することは避け、家族などに相談しましょう。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen51.html
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年1月30日金曜日

2008年度地域包括支援センター社会福祉士実務研修会の開催

地域包括支援センターの社会福祉士を対象に コミュニティソーシャルワーカーとしての役割、地域でのネットワークの構築化の方法、グループ討議等をとおして地域包括 支援センターの社会福祉士としての資質を高めることを目的に開催されます。

主 催 長崎県社会福祉士会
日 時 平成21年2月22日(日) 10:30~16:00
会 場 長崎県総合福祉センター 4階中会議室  長崎市茂里町3-24 ℡095-846-8600     
定 員 50名(定員になり次第締切ります)
参加対象 地域包括支援センターに勤務する社会福祉士
参加費  長崎県社会福祉士会会員 無料/非会員1,000円
内 容  
9:30~10:20  受 付   
10:20~10:30  開 会・オリエンテーション  
10:30~12:00  講義「地域包括支援センターとコミュニティソーシャルワーク」~地域の福祉力を高めるために~ 講師:長崎国際大学 教授 山本 主税氏  
12:00~13:00  昼食休憩  
13:00~14:00  実践報告「地域における連携・ネットワークづくりの実践」       
14:00~14:10  休 憩  
14:10~15:30  グループ討議            
テーマ
①ネットワークの構築化について                
②高齢者虐待について                
③事前に提出された課題から討議  
15:40~15:50  休 憩  
15:50~16:30  「地域包括支援センター社会福祉士評価シート」についての説明             講師:長崎県社会福祉士会地域包括支援センター支援委員会  
16:30  閉 会

問合せ先:長崎県社会福祉士会事務局         
℡(FAX) 095-848-6012

2009年1月27日火曜日

見守り新鮮情報 第50号

見守り新鮮情報 第50号               平成21年1月23日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇

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 業者になりすました男に毛布代の残金を払ってしまった
         ・平成20年11月頃
         ・北海道・東北地方で
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訪問販売で約17万円の毛布を購入した。約9万円をその場で支払い、残金は1週間以内に銀行振込することとした。その2,3日後、「残金の集金に来た」と男が来訪。その話しぶりから訪問販売業者の従業員かと思い込み、現金で支払った。ところが、1年後に業者から残金が未払いとの連絡を受けた。集金に来た男は関係ないという。

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<ひとこと助言>

☆商品を購入したという情報を得て、業者の従業員になりすまして集金する手口です。

☆約束した支払い方法と違う請求を受けたときは、すぐに支払わず、業者へ確認しましょう。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen50.html
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

2009年1月23日金曜日

全国厚生労働関係部局長会議資料

全国厚生労働関係部局長会議資料(平成21年1月21日開催)【老健局】

平成20年度全国地域包括・在宅介護支援センター研修会

(研修会のご案内)
主催 全国地域包括・在宅介護支援センター協議会
日時 平成21 年2月12 日(木) 10 時00 分 開会 16 時30 分 終了
場所 全社協「灘尾ホール」〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 ℡03-3581-6501

(開催主旨)
平成21 年度からの新たな介護保険制度の概要が明らかとなり、地域包括支援センター、在宅介護支援センターへの期待はその様相を大きく転換しようとしている。平成18 年度からスタートした地域包括支援センターの事業は、介護予防にかかわる作業に終始したと言っても過言ではない。しかし、その中で私たちの現場では、総合相談事業の必要性を更に明確に確信し、地域により百様の課題を発見しながら住民一人ひとりの生活に密着したソーシャルサポートを展開すべく努力し、必要なサービスの工夫・開発・そしてネットワーキングに向けた作業も展開してきた。今、更に平成21 年度からのビジョンには医療、介護の連携強化と共に地域包括支援センター・在宅介護支援センターの機能強化が書き加えられ、新たな作業展開が期待されている。本研修会では、その制度的な動向と地域包括支援センター・在宅介護支援センターの新たな機能強化について確認することと、そのために必要なスキルについて課題を明らかにする。

詳細は開催要項をご覧ください。
http://www.zaikaikyo.gr.jp/kensyu/pdf/h20kensyuu.pdf

2009年1月22日木曜日

平成21年度介護報酬改定に伴う関係省令の一部改正等に関する意見募集について

パブリックコメントの募集が本日から始まりました。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495080317&OBJCD=100495&GROUP=

締切は2月20日までです。

2009年1月9日金曜日

見守り新鮮情報 第49号

見守り新鮮情報 第49号           平成21年1月8日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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    家の中で起きる高齢者の転倒・転落事故
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事例1 階段の、下から2段目で転落し、お尻と後頭部を強打した。翌日腰痛があり 受診。腰椎圧迫骨折と小脳に出血があるという。
(80歳代 女性)

事例2 夜中の2時ごろ、トイレから戻ろうとして段差につまずいて転倒。左足太も もを骨折した。               
(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆高齢になると家庭内で過ごすことが増えるため、65歳以上の高齢者がけがをする事故の発生場所は、約3分の2が住宅内です(2003~2007年度に寄せられ た国民生活センター病院危害情報より)。

☆日常のなにげない動作がきっかけで、玄関や廊下などで、つまずいたりよろけたりしての転倒、階段や脚立、ベッドなどから転落する事故が多くなって います。年齢が上がるにつれ、事故全体に占める割合は大きくなります。ま た高齢者の場合、けがをすると重い症状になりやすく、治療に時間がかかる 傾向があります。

☆転倒や転落を防ぐために、家の中を点検してみましょう。段差を小さくする工夫や、手すり、足元ランプの設置は効果的です。

☆整理整頓を心がけ、床などに物を置かないことも重要です。また、すべりやすい靴下やスリッパは履かないようにしましょう。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen49.html

2009年1月8日木曜日

高齢者虐待かも??と感じたら・・・

日本司法書士会連合会では、高齢者虐待防止への取り組みの一環として、リーフレット『高齢者虐待かも??と感じたら・・・』を作成されました。
このリーフレットは、虐待を受けている本人やその周囲の方に向けて、相談すべき場所やその解決方法をわかりやすく説明するとともに、広く一般市民の方にも興味を向けていただくことを目的にしています。
http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/sisetu/houkatu_zaikai/20090108.pdf