2009年8月25日火曜日

見守り新鮮情報 第66号

見守り新鮮情報 第66号                平成21年8月25日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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強引な床下点検。「水漏れ」と言って、高額の現金を請求
        ・平成21年6月
        ・関東地方
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突然、中年男性2人が「床下換気扇の点検をします」と訪ねてきた。「もう取り外した」と言ったのだが、1人が畳を上げて床下に潜った。点検から戻ってきた男が「換気扇はなかったが、台所と風呂あたりで水漏れしている。修理には8万円かかる。支払いは現金で」と言う。もう1人も「ここが漏れている」と風呂の蛇口付近を指差した。自分は床下に入れず、状況は分からなかったが、1人暮らしなので、怖くて言われるままに支払った。後日、知人に言われて、領収証に書かれていた連絡先に電話したが、つながらなかった。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆床下に自分で入り、その状態や点検後の施工状況を確認することは難しいので、その状態を口実にした悪質な訪問販売が行われることがあります。見守り新鮮情報62号でも、「床下換気扇の部品代」と称して、手持ちの現金をだまし取られたケースを紹介しています。

☆突然訪れた業者に不具合等を指摘されても、その場で契約することはやめましょう。また、支払いを急がせる業者には気をつけましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen66.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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