2009年7月6日月曜日

見守り新鮮情報 第62号

見守り新鮮情報 第62号                平成21年6月26日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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「床下換気扇部品代の前払い」と手持ちの現金をだまし取られた
       ・平成21年5月
         ・中国地方
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数年前に訪問販売で床下換気扇の契約をした。「工事をした業者は倒産しているが、そこに部品を卸していた」という業者が来訪、無料点検を勧められた。点検後、「部品を交換しなければ火事になる」「部品代をすぐ前払いしてほしい」と言われ、おかしいと思ったが、居直られたらこわいので、請求された5万円のうち手持ちの2万円を支払った。一人暮らしなので、工事の予定日に近所の人と一緒に待っていたが、業者は現れなかった。領収証に書いてあった連絡先へ電話したが通じず、クーリング・オフのはがきも宛先不明で戻ってきた。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆過去の契約の名簿を手に入れた、あるいは、床下換気扇が取り付けられているのを見た業者が「無料点検」を口実に訪問。工事の部品代という名目で手持ちの現金をだまし取ることを目的とした手口と思われます。

☆「火事になる」など不安をあおる業者の言葉をそのまま信じて、その場で契約や支払いをしないようにしましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen62.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

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