2009年1月9日金曜日

見守り新鮮情報 第49号

見守り新鮮情報 第49号           平成21年1月8日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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    家の中で起きる高齢者の転倒・転落事故
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事例1 階段の、下から2段目で転落し、お尻と後頭部を強打した。翌日腰痛があり 受診。腰椎圧迫骨折と小脳に出血があるという。
(80歳代 女性)

事例2 夜中の2時ごろ、トイレから戻ろうとして段差につまずいて転倒。左足太も もを骨折した。               
(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆高齢になると家庭内で過ごすことが増えるため、65歳以上の高齢者がけがをする事故の発生場所は、約3分の2が住宅内です(2003~2007年度に寄せられ た国民生活センター病院危害情報より)。

☆日常のなにげない動作がきっかけで、玄関や廊下などで、つまずいたりよろけたりしての転倒、階段や脚立、ベッドなどから転落する事故が多くなって います。年齢が上がるにつれ、事故全体に占める割合は大きくなります。ま た高齢者の場合、けがをすると重い症状になりやすく、治療に時間がかかる 傾向があります。

☆転倒や転落を防ぐために、家の中を点検してみましょう。段差を小さくする工夫や、手すり、足元ランプの設置は効果的です。

☆整理整頓を心がけ、床などに物を置かないことも重要です。また、すべりやすい靴下やスリッパは履かないようにしましょう。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen49.html

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