2009年9月9日水曜日

見守り新鮮情報 第68号

見守り新鮮情報 第68号                平成21年9月8日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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 「高く買い取る」につられ、多数の美術品を購入
     ・平成21年8月
     ・中国地方
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絵や版画のダイレクトメールが届いたが、興味がなく開封しないでいた。その後、美術品の買い取り業者を名乗るところから電話があった。「オークションに出品する絵などを探している。何かないか」としつこかったので、ダイレクトメールのことを話すと、開封するよう勧められた。ある有名画家の版画が枚数限定で紹介されていたと話したら、「高く売れる。是非買って、私に売ってほしい」と言うので、ダイレクトメールを送ってきた業者に電話で購入を申し込み、約100万円を振り込んだ。後日、また買い取り業者から同様の電話があり、追加で版画等を10点購入し、結局合計で約900万円を振り込んでしまった。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆買い取り業者はダイレクトメールを送ってきた業者と共謀し、購入した美術品を「高値が付く」「高く買い取る」などと次々に持ちかけ、購入欲をあおっている可能性があります。

☆価値を判断できない素人が、利殖目的で美術品を購入するのは、危険です。誘われてもはっきり断りましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen68.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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