2009年4月11日土曜日

見守り新鮮情報 第56号

見守り新鮮情報 第56号                平成21年4月10日
◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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インターネットバンキングを利用した、新手の振り込め詐欺にご用心!
           ・平成20年以降、断続的に発生
           ・関東・関西・中国地方で
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「以前リフォーム工事をした際に保証契約を結んでいたが、利用されなかったので返金します」と保証業者を名乗る業者から電話があった。保証契約に心当たりはなく、少しおかしいと思ったが、返金手続きのための書類が届いたので、業者の指示通り、銀行に送った。銀行から「本人確認のため、来店するように」と連絡が入り、出かけると「この手続き内容は、送金専用で入金用ではない」と言われた。

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<ひとこと助言>

☆リフォーム工事をしたことを何かで知った業者が、返金を名目にあらかじめ暗証番号を記入したインターネットバンキング申込書を送り、その暗証番号を使って、逆に預金をだまし取る手口と思われます。このケースでは、銀行員から送金専用であることを指摘されたおかげで、振り込む前に気づくことができました。

☆インターネットバンキングとは、金融機関の店舗に直接出向かなくても、インターネットを使って、残高照会や振込、振替等が利用できるサービスです。

☆よくわからないまま手続きをするのは危険です。不審に思ったら、金融機関で詳しい説明を受けましょう。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen56.html
※文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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