見守り新鮮情報 第81号 平成22年4月8日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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「すばらしい作品」「ぜひ掲載したい」短歌・俳句の新聞掲載トラブル
・この1年で急増
・全国で
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事例1
「あなたの作品を新聞に掲載させてほしい」と電話があり、無料であることを確認して承諾した。しかし、送られてきた書類には、掲載料9万5千円と書かれていたうえ、さらに12回掲載分の100万円を超える請求書が届いた。(80歳代女性)
事例2
「歌人会の会報を見た。すばらしい作品だ。新聞に載せないか」と勧誘電話があった。掲載料は24万円と高額で迷ったが、「最後に新聞に載るようなことがあってもいいか」と応じた。掲載後、別のいろいろな業者から勧誘を受け、毎日請求されて困っている。(80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆短歌や俳句の新聞や雑誌への掲載を電話勧誘するトラブルが、急増しています。相談者の約9割は70歳以上の高齢者です。
☆事例以外にも「断ったのに振込用紙が届いた」「断っても『掲載枠がとってあるので解約できない』と言われた」「本当に掲載されたのか分からない」など、さまざまなトラブルが起きています。
☆業者の説明をうのみにせず、しつこい勧誘はきっぱりと断りましょう。承諾していないのに業者が勝手に掲載し、請求書を送ってきても、支払う必要はありません。
☆トラブルにあったら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen81.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「高齢者をねらう、短歌・俳句の新聞掲載への勧誘電話-趣味につけ込む商法に注意-」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20100407_1.html
●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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