2008年11月20日木曜日

見守り新鮮情報 第46号

見守り新鮮情報 第46号               平成20年11月19日

◇発行:(独)国民生活センター企画・編集:(社)全国消費生活相談員協会◇
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「国の補助金が定員になる」などと急がされ、高額な電気温水器を契約
        ・相談件数が年々増加
        ・全国で
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「電気温水器のことで地域を回っている」という電話があり、来訪を承諾したところ、電気温水器の勧誘だった。灯油給湯器に最近変えたばかりなので断ったが、「ガス代、灯油代がかからず、電気代も安くなる」「国から補助金が出る」などよい話ばかりを3時間も聞かされた。「補助金がもうすぐ定員になる。今日でないとだめだ」と急がされ、契約した。

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<ひとこと助言>

☆事例の電気温水器は「CO2冷媒ヒートポンプ給湯器」(愛称:エコキュート)で「環境にやさしい」という理由で最近注目を浴びている商品です。国の補 助金制度があり、平成20年度は家庭用で42,000円が支給されます。先着順の申し込み制です。

☆省エネ志向に便乗し「光熱費が安くなった分で支払いが可能」などと勧誘したり、「補助金の定員がいっぱいになる」と契約を急がせたりするケースが 多くなっています。契約金額が100万円を超えることもあるので、周囲と相談 するなど、契約前に慎重に検討することが大切です。

☆心配な時は、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

リーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen46.html
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。
関連情報は、国民生活センター「電気温水器の訪問販売の相談が急増」http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20081119_1.html

●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

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