2010年8月2日月曜日

見守り新鮮情報 第90号

見守り新鮮情報 第90号                平成22年7月30日


◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
__________________________

石油給湯機に、勝手に点検業者のシールが張られていた!

        ・平成22年2月

        ・中国地方
__________________________

石油給湯機が故障した。いつの間にかメンテナンス業者のシールが張られていたので、電話して来てもらったが、状況も聞かず、点検もせずに、これはもう駄目だからと電気のタイプに替えるよう勧めてきた。言われるがままに約66万円で電気温水器を設置する契約をしてしまったが、冷静になって考えてみると、設置業者でもない業者のシールが張られていたことも不審だ。(60歳代 男性)

============================

<ひとこと助言>

☆敷地内の石油給湯機に連絡先を記したシールを張っておき、連絡してきた人に高額な修理や買い替えを勧めるという手口です。知らぬ間に張られていることから、業者が無断で敷地に入り、シールを張ったものと思われます。

☆事例以外にも「シールの業者を設置業者と勘違いして連絡してしまった」 「家の周りをうろついていた不審者が石油給湯機にシールを張っていた」といった相談が寄せられています。

☆多くのケースで「修理不能」「部品がない」などと説明していることから、主に電気温水器へ買い替えさせることが目的とみられます。

☆石油給湯機が故障したときは、取扱説明書やメーカーホームページにある修理連絡先などに問い合わせるようにしましょう。

☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen90.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。

0 件のコメント: